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〜聖書「重要聖句」講解<70>〜

A.K.

2025年3月16日

《Scripture70 : 『それからイエスは、弟子たちの方に向いて、ひそかに言われた。「あなたがたの見ていることを見る目は幸いです。』ルカ10 : 23》

ルカ10 : 21-24

1)   メッセージのサマリー

弟子たちの「名が天に書きしるされている(v.20)」という“神の真実”、すなわち、イエス・キリストを信じて救われた者たちだけが“永遠のいのち”を受け取ることができるという“神の国の福音”は、それまで「賢い者や知恵のある者、多くの預言者や王たち=力ある者、自力で救いを得ようとする者たち」には隠されていた。それは、自分の力では何もできないことを悟り、神様だけに頼ることを“選択・決断・実行”した「幼子たち」が救われて“永遠のいのち”を受け取ることができるという、「みこころにかなったこと」が成就するためであった。そして“神の真実”を「知らされて見極める」ことができるようになったキリスト者たちは、目の前に展開している出来事の中、また神様から与えられた様々な恵みの中に存在している“真に価値あるもの”を見極めて生かすことのできる力を授けられる。それは、“世・よ”の多くの“力ある者たち”が求め続けても手に入れることのできない、神様からの“特別な恵み”である。


2)   インスピレーション&アプリケーション

「あなたがたの見ていることを見る目は幸いです。」 私たちは目にしていること、目の前で起こっていることの真実とその価値を見極めることができているだろうか。神様はその目を、世で力のある者たち(自分の力で価値あるものを引き寄せようとする者たち)にではなく、力のない者たち(神様だけに頼ろうとする者たち)に与えてくださっている。それでも、どうしても目の前に展開する世の情報に対して自分の力でどう生き延びるか、に終始してしまいそうになるが、すでに与えられた目でもって“神の真実”を日々取り込み神様に頼り切ること、それが神様の喜ばれることであり、真価創造の人生を生き抜くことに繋がっていくのだ。


3)   メッセージから紡ぐフレーズ

真実を悟る目と耳を用いて、真価創造の歩みを進める。

神様だけを頼ると決めた者に与えられた特別な恵み。

© イエス・キリスト誠心教会

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