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〜聖書「重要聖句」講解<68>〜

A.K.

2025年3月2日

《Scripture68 : 『わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。』ルカ10 : 19》
<ルカの福音書 10 章17〜20 節 =Part 2=>

ルカ10 : 17-20
イザヤ14:12
黙示録12:4
1ペテロ5:8
ユダ6
1ヨハネ4:4

1)   メッセージのサマリー

悪魔と同様、悪霊も実在する。悪霊とは悪魔を親玉とした堕天使の一群であり、悪魔と同じように“超自然的な現象”を引き起こすことができるが、神様の“力”と“権威”には無力である。悪魔は一箇所にしかその存在を現すことができないため、悪霊を用いる。キリスト者は悪魔や悪霊にとって“食い尽くすべき者”の対象であり、異教の地に暮らす私たちは、悪霊の働きや偶像に囲まれて過ごすことが前提となり、その戦いの前線に置かれている。しかし、私たちキリスト者は恐れる必要はなく、悪霊の外側からの攻撃や誘惑を受けることはあっても、悪霊に憑かれることはない。神様から授けられた“力”と“権威”を用いて“良い働き”に取り組むキリスト者たちは、神様の“守りの盾”の中に入れられて、その“働き”を全うすることができる。悪魔とその配下にある悪霊どもは、そのようなキリスト者たちに何の危害も加えることはできない。


2)   インスピレーション&アプリケーション

オカルト特集などで目にする幽霊などの超常現象は悪霊の仕業であり、実際にあるということ。私たちはそれらを「ないもの」とするのでもなく、また「ある」と言って極度に恐れる必要もない。そして外側から取り憑かれることもない。なぜならば、イエス・キリストを信じた瞬間から、キリスト者の内側には聖霊様が宿っておられ、悪霊が同居することはあり得ず、また悪魔や悪霊より力があるからである。神様はこれらの聖書箇所を通して、霊的戦いの存在と、神様の勝利の両方のリアリティーとを明らかにしておられるため、私たちは戦いの中で、真の平安にとどまりつつ、自分たちがするべきことをなしていくことができる。


3)   メッセージから紡ぐフレーズ

見えない戦いのリアリティーを悟る。

敵を恐れず、真の平安にとどまり、

するべきことをなすことができる。

© イエス・キリスト誠心教会

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