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〜聖書「重要聖句」講解<67>〜

A.K.

2025年2月23日

《Scripture67 :『さて、七十人が喜んで帰って来て、
こう言った。「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」』ルカ10 : 17》
<ルカの福音書 10 章17〜20 節 =Part 1=>

ルカ10 : 17-20
イザヤ14:12
黙示録12:4
1ペテロ5:8
ユダ6
1ヨハネ4:4

1)   メッセージのサマリー

イエス・キリストがここで扱われているように、前提として悪魔や悪霊は実在する。悪魔はサタン(敵対者)、訴える者であり、天使長として造られた霊的存在、神様に反抗し自らが神になろうと堕落し天から追放され、その後も神様に反抗し続けている。悪魔は、神様の代わりに自分が礼拝を受けること、人間を神様から離反させて滅びに導くことを目的とし、神様についての嘘を武器として、様々な“超自然的な現象”を現すことができる。世の終わりに最終的に「火と硫黄との池」に投げ込まれるが、その時まで神様に活動することを許容されている存在である。悪霊とは、悪魔を親玉とした堕天使の一群である。ここで大事なのは、私たちキリスト者は、悪魔・悪霊が実在することを受け入れた上で必要以上に恐れることはないということ、神様は70人の弟子たちにしたように、託された“働き”のために “力”と“権威”を授けてくださり、悪魔・悪霊はそれに対抗することはできないという真実である。


2)   インスピレーション&アプリケーション

C.S.ルイスは、悪魔の策略は「過度に恐れさせることと実在しないと信じさせること」と言っている。つまり、全部が悪魔・悪霊の仕業であるとするのも極端であり、悪魔・悪霊は存在せず医療を含む科学が全てを解決するというのも真実ではない。「明けの明星」であるルシファー(サタン)は、私たちが想像するようなおどろおどろしい姿をしているのではなく、見目麗しく、魅了される美しさを持っている。一人一人が自らの意思で正しい選択ができるよう、神様はサタンの活動を許容されている。実在することを受け入れ、正しく反応することが大事。


3)   メッセージから紡ぐフレーズ

神様の御心は一人でも多く救いに導くこと。

悪魔の策略は一人でも多く滅びに至らせること。

真実を受け入れ、正しく反応する者となる。

© イエス・キリスト誠心教会

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